中国の空港建設計画

中華人民共和国の主要な空港のひとつである、北京首都国際空港の年間利用者は、現在、5300万人を超えたといわれます。

世界的にみてもトップクラスの規模の空港です。

年間利用者が1000万人を超える空港は中華人民共和国全土で10箇所にのぼり、今後、2008年夏の北京オリンピックを控え、ますます利用者の増大が予想されます。

中華人民共和国は、「全国民用空港配置計画」をまとめ、地方を中心に97箇所の空港を新設することにしました。

これにより、2020年までに中華人民共和国全土に244の空港が置かれることになります。

これは、人口の8割を最寄の空港から100キロメートル以内の範囲でカバーしようという壮大な計画です。

この計画で新設される97の空港では、地域ごとに航空路線を強化し、利便性を高める予定です。

ただし、まだ、この97箇所がはたしてどこになるかの具体的な地名はまだ公表されていません。

計画は、中国民用航空総局により公布されました。

計画では、まず中核空港(ハブ空港)として、北京、上海、および広州が位置づけられます。

そして武漢や藩陽などそのほかの地方の拠点を重要都市として、国内線を拡充することになります。

中華人民共和国の人口はざっとみても日本の人口の10倍近いほどです。

面積は30倍近いうえに、秘境といわれるほどの山岳地帯も含むのですから、この計画に対する中華人民共和国政府の決意が並々ならぬことがうかがえるでしょう。

空港整備費用は、物価上昇などの変動要因を除いた概算でも、4500億元にのぼります。

これは日本円で約7兆2000億円になります。

まずは、2010年までの予定として、45程度の空港建設が進められます。

これにより、約190空港となる予定です。